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「錦繍」

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◆「錦繍」宮本輝


宮本輝の本は
高校のとき、友達に「青が散る」を薦められて、それ以来好きでちょくちょく読んでいる。
関西出身の作家なので、出てくる関西弁が小気味よくて好きなのもあるんやろう。

昔の作品の方が好きっていう声をたまに聞く。
確かに最近は物語系なので、だいぶ雰囲気は変わったかも。
でも、「錦繍」は古いほうの作品なんやけど、これを読んで
やっぱり最近の作品にも同じものが流れてるんじゃないかな、と思った。

物語は物語で進んでいって、引き込まれていくのだけど
そのなかで生きている人物たちの感情や行動、発言には
おだやかながらパワーがあって、
彼らはいつも、確かに"人生"とか"生きること"を実践している。
いつも、ストーリーが面白くて読んでいくのに、いつのまにか人物にとても魅力を感じている自分に気づく。
なんか、うまく言えないんやけど、そこがこの作家の作品に惹かれるところな気がする。

この「錦繍」という小説は


離婚後、偶然再会した男女がやりとりする手紙で綴られるという、
珍しい書簡体の小説。
そのフシギな感じで引き込まれていったはずが
やっぱり、いつのまにかその元夫婦に惹かれていっていた。
悲痛な事件、離婚、訪れる不幸。
後悔、憎しみを抱え、こんな過去を背負ってしまったのだから、
もう未来なんてないも同じと思って生きている。
わたしも同じ立場なら、そう思うと思う。
でも、彼らは違った。ちゃんと"今"を生きようとする。
そこに至るまでに手紙にさらけ出していく感情が、人間味あふれてるというか、
元夫の彼女が言った「うち、あんたの奥さんやった人が好きや」という言葉は
なんか、私の気持ちを代弁してくれたような気さえした。

久々にいい本やった。




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[ 2005/10/07 23:20 ] 読んだ本 | TB(1) | CM(4)
こんにちは。TBありがとうございます!

錦繍良い作品ですよね!
僕も好きです。
宮本さんの作品はこれしか読んだ事がないので、他にも読んでみようと思ってます。
たくさん作品があるので迷ってしまいますが。
[ 2005/10/12 19:07 ] 周淳 [ 編集 ]
コメントありがとうございます。
ほんと久しぶりに好きな本ランキングが塗り替えられました。
やっぱり宮本さんの作品はいいですね。
といっても、わたしもまだまだ宮本さんの作品、制覇できてませんが。
「オレンジの壺」も良かったですよ。
[ 2005/10/13 02:09 ] tetsun [ 編集 ]
「錦繍」だー。何回も読みましたが、毎年秋になると読みたくなる一冊です。蔵王に行ってみたいなぁ。
宮本さんは「青が散る」「優駿」「私たちが好きだったこと」あたりが好きですねー。「オレンジの壺」は未読なので早速挑戦します。
[ 2005/10/13 09:33 ] ふく [ 編集 ]
コレ読んで蔵王に行ってみたくなって
蔵王じゃなくなったけど、福島に行ってしまいました^^
私も「青が散る」好きです。「優駿」はまだ読んでないので、読んでみますね。
[ 2005/10/13 13:32 ] tetsun [ 編集 ]
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宮本輝『錦繍』(新潮社 1985)男女の手紙のやり取りだけで構成されているちょっと変わった小説です。その男女は、昔ある事件がきっかけで離婚した二人です。離婚して10年後の秋、蔵王(ぎおう)で運命的に再開した二人は、それを契機に手紙のやり取りが始まったので...
[2005/10/12 19:06] のほほんの本
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